Shopifyストアにマーケティングイベントが設定されている場合と設定されていない場合では、marketing_eventsエンドポイント のレスポンス内容が異なります。以下に具体的な違いを説明します。 1. マーケティングイベントが設定されている場合 レスポンス内容: marketing_eventsエンドポイントは、設定されたマーケティングイベントのデータを返します。 各イベントには、キャンペーン名、チャネル、セッション数、売上、費用などの情報が含まれます。 2. マーケティングイベントが設定されていない場合 レスポンス内容: marketing_eventsエンドポイントは空のデータを返します。 marketing_eventsキーは存在しますが、値は空のリスト([])です。 マーケティングイベントは、Shopifyストアのパフォーマンスを向上させるために有用ですが、以下のようなデメリットがあります。 データの制限や不完全性 設定や管理の手間 外部ツールとの統合の難しさ 費用対効果の測定の限界 これらのデメリットを理解した上で、Shopifyのマーケティングイベントを活用し、外部ツールや分析プラットフォームと組み合わせて 使用することで、より効果的なマーケティング戦略を構築できます。 Shopifyのmarketing_eventsエンドポイントが利用できない場合や、マーケティングイベントが設定され ていない場合でも、他のアクセス可能なスコープから類似のデータを取得することは可能です。 ただし、完全に同じフィールドを取得することは難しい場合があります。以下に、代替データソースとその取得方法を説明します。 1. 注文データ (orders エンドポイント) 取得可能なデータ: 売上 (total_price) 注文数 流入元 (referring_site) 顧客情報(新規顧客かリピーターか) 不足するデータ: セッション数、広告費用、CTR、ROAS などのマーケティング指標。 取得方法: ordersエンドポイントを使用して注文データを取得し、流入元や売上データを集計します。 2. 顧客データ (customers エンドポイント) 取得可能なデータ: 新規顧客数 (orders_count == 1) リピーター顧客数 不足するデータ: 流入元やマーケティングキャンペーンに関連するデータ。 取得方法: customersエンドポイントを使用して顧客データを取得し、新規顧客とリピーター顧客を分類します。