Web巡回・通知システム 使用ガイド
このガイドでは、Web巡回・通知システムの基本的な操作方法と機能について説明します。
システムアクセス
本システムは、以下のURLでアクセスできます。
http://<あなたのVPSのIPアドレス>:5002
例: http://162.43.39.30:5002
(注: 既存のシステムと連携している場合、そちらのトップページにある「Web巡回管理システムへ」リンクからもアクセス可能です。)
1. トップページ
システムのダッシュボードとして機能します。以下の情報が表示されます。
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各管理ページ(ユーザー、ホームページ、巡回履歴)へのリンクボタン。
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**巡回・通知 自動実行制御**: Cronによる自動巡回と通知のON/OFFを切り替えるボタン。
- 「巡回・通知 自動実行を開始」: 自動実行を有効にします。
- 「巡回・通知 自動実行を停止」: 自動実行を一時的に無効にします。
- **重要**: この設定はデータベースに保存され、Cronジョブが実行されるたびに確認されます。
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**Cronログ (リアルタイム更新)**: バックエンドのCronジョブによる巡回スクリプトの実行ログをリアルタイムで表示します(5秒ごとに更新)。
- 実際に巡回が実行されたサイトの情報や、Chatwork通知の有無などが表示されます。
- 間隔未達でスキップされた巡回はログに表示されません。
- Cronが停止中の場合は、その旨のみがログに表示されます。
2. ユーザー管理
Chatwork通知を受け取る担当者ユーザーを管理します。
2.1. ユーザー一覧
- 登録されているユーザーが一覧で表示されます。
- 「新しいユーザーを追加」ボタンから新規登録フォームへ移動できます。
- 各ユーザーの行にある「編集」ボタンから編集フォームへ移動できます。
- 各ユーザーの行にある「削除」ボタンからユーザーを削除できます。
- **注意**: ユーザーに紐づくホームページが存在する場合、そのユーザーは削除できません。先に紐づくホームページを非アクティブ化または削除してください。
2.2. 新しいユーザーを登録
通知を受け取る担当者の情報を入力します。
2.3. ユーザーを編集
既存のユーザー情報を更新します。
3. ホームページ管理
巡回対象のWebサイトを管理します。
3.1. ホームページ一覧
- 登録されているホームページが一覧で表示されます。
- **表示フィルター**: 画面上部のラジオボタンで、表示するホームページを「アクティブのみ」「非アクティブのみ」「すべて表示」で切り替えられます。デフォルトは「アクティブのみ」です。
- 「新しいホームページを追加」ボタンから新規登録フォームへ移動できます。
- 各ホームページの行にある「詳細/編集」ボタンから詳細/編集フォームへ移動できます。
3.2. 新しいホームページを登録
巡回させたいWebサイトの情報を入力します。
3.3. ホームページ詳細/編集
既存のホームページ情報を更新します。
4. 巡回履歴
Webサイトの巡回結果の履歴を表示します。
4.1. 巡回履歴一覧
- すべての巡回履歴が新しい順に表示されます。
- 表示される情報: ID、ホームページ名、確認日時、HTTPステータス、成功/失敗、Chatwork通知済、操作。
- 「ホームページ名」をクリックすると、そのホームページの詳細/編集ページへ移動できます。
トラブルシューティングとログ確認
システムが意図通りに動作しない場合、以下のログファイルを確認してください。
- **Web巡回スクリプトのログ**:
/home/urapp/web-monitor-app-py/logs/cron.log
Cronジョブによるスクリプトの実行状況、巡回結果、Chatwork通知状況が記録されます。
- **uWSGIアプリケーションサーバーのログ**:
/home/urapp/web-monitor-app-py/logs/uwsgi_daemon.log
FlaskアプリケーションとuWSGIの起動状況、内部エラーが記録されます。
- **Nginxアクセスログ**:
/home/urapp/web-monitor-app-py/logs/nginx_access.log
Webサーバーへのアクセス履歴が記録されます。
- **Nginxエラーログ**:
/home/urapp/web-monitor-app-py/logs/nginx_error.log
Webサーバーで発生したエラー(例えば、uWSGIへの接続エラーなど)が記録されます。
これらのログは、VS Codeの統合ターミナルで tail -f <ログファイルのパス>
コマンドでリアルタイムに監視できます。